先生のリアル経験談

管理人は先生ですが、そんな話題もそうでない話題も、私が経験したリアルを書くことで、少しでもそれに興味を持った人に役立つことを目的としたブログです。

子どもの地域差について

 

今回は真面目な話です。

 

私が働いている小学校はいわゆるしんどい地域と言われています。

 

教員採用試験に受かった後に、どの地域で働くかという通知が届くのですが、届いた瞬間

「あーまじか」

ってなる感じの地域でした。

 

※教育関係者やったら知ってるってレベルのところね

 そんなに治安がめっちゃ悪いとかではないです

 

 

そして妻も同職で、同じ時期に採用されたのですが

 

採用された地域はいわゆる良い地域でして

 

普段の夫婦からの会話でも違いがわかるレベルなのです。

 

 

例えばというか最大の違いはズバリ

親の協力

だと思います。

 

細かい話も入りますが

・配布物に対する反応(提出物)

・ルーズさ(遅刻で親も寝てましたとか)

 

だけでもだいぶ違います。

 

例をいくつかあげると

林間学校当日まで母親はそのことを理解しておらず、もしやと思い朝早くに電話したらそれがわかって、家までいって子どもと一緒に準備をして学校まで走ったりとか

(てかその対応が普通みたいで、周りの先生は慣れてる感じやった・・・)

 

1年生の女の子にピアスをあけて、ピッカピカのやつつけてきて

「子どもが明けたいっていうからー」とか

 

子どもがなかなか来なくて電話したら「もうすぐ行くからいちいち電話してこんといて」とか

 

 

 

一方妻の勤めている学校の様子を聞いていると

子ども同士のトラブルがあっても、親同士話を聞いてくれていてスムーズに進むとか

 

怪我の連絡を入れても、その時の状況を聞いてくれた上で謝ってくれたりとか

 

支援が必要な子に対する教育も各家庭で行われている感じで、理解ある子が多いとか

 

 

もちろん個人差はあるし、一概には言えないけど

 

仕事量の差もあるし、なんだかなーとは思う

 

(給料一緒やし・・・)

 

 

 

ほんまにこれから採用される人たち

 

同期の話とか聞かん方がいいかもね

 

うちってしんどいんやーって見えてくるかもしれんから

 

小学校教諭と休憩時間

なんやかんやで記事を書けば何人かは見てくれているようで

 

数人だとしても何かモチベは上がるみたいです

 

ありがとうございます

 

 

さて今日は休憩時間についてです

 

これについて忘れもしないのは1年目の初任者研修というやつです

1年目の4月後半、仕事も始まって現実を知っていったあたりで行われるこの研修

 

内容はあまり覚えていませんが、大きなホールに集められて前で何やら職務やら教育やらの話をしていたと思います。

 

今思えばこの時点で、流石に丸付けまではしなくても研修中に次の日の授業の指導案的なものを書いていた気がします。

 

放課後にする仕事がなくなるわけではないのに遠いところまで研修に行くのは本当にめんどくさかったです。

そら家帰るの22時なるわって感じ・・・

 

 

それはそうと休憩時間ですよ

 

研修の中身に関しては、自分がひねくれてるというのもあり、「こんなんできるかいな」っていう理想を言ってただけのように感じたけど

 

特に思ったんは休憩時間

45分間の休憩は各自どこかでとりましょう

って言ってたよ、心なしか下向きながらボソボソ言ってた気がしたのは考え過ぎでしょうか

 

はあああああ!?って感じですよね。どこで休憩取るんですか。

朝から晩まで休み時間も給食中も子どもと過ごさなあかんのに休憩45分!?

 

勤務初日にこの説明あったら騙されるかもしれんけど、もう数週間勤務してるんよ。

だーーれも休憩なんか取ってないのも知った上でこの研修やったからね

まあこう説明しなあかんねやろうけどね。労働条件的なやつのためには

 

 

 

 

 

 

理想と現実を知れた良い研修でした

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の小学校時代と教師になってからの小学校の違い

 

地域にもよるんでしょうが、まず出席番号や背の順ですね

 

子ども時代(私は平成元年生まれ)の学校では男女別でした

 

自分はサ行から始まる苗字なんですが、男子の三番でした。普通に30人以上いる学級やってんけどね

 

背の順も完全に男女別

今ではそんなんないもんね

 

 

あとこれは完全に地域の差やとは思うけど

 

自分が子どもの頃の修学旅行は完全に遊びでした。

 

遊園地やら水族館やらに泊まりで行ってめちゃくちゃ楽しかったです。

 

今勤めている学校の修学旅行は平和学習

 

1日目とかほぼ学習です。

 

まあ子どもらはお泊まりっていうのだけで楽しいらしいけど

 

なんか可哀想やなとは思う正直・・・

 

 

あと違うのは創立記念日

 

昔はバッチリ休みやったと思うねんけど

 

今は普通に授業あります。

 

朝会がある日と被ったら話題には出ますが、それくらいです。

 

後は少人数担当の教師とか、その部屋とか

 

学生ボランティアの存在とかなんかなー

 

思いつかんけど変化ってめっちゃあるんでしょうね

 

正直思いつきで書いたから今度まとめてみよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教員のリアル1日(イベントもトラブルもない天国のような日ver)

さてさて、今日はとある教員のリアルな1日を書いていきたいと思うのですが

まあ大体こんな感じというふうに書きますし、自分はこうだったということなので、先生によって違うとは思いますが、一例としてご覧ください。

 

朝7時30分には出勤

40分に児童用の門が開き、早い子たちは入ってくるのでそれまでに教室にいたいのでこの時間。

子どもより先に入っておきたいのは、「おはよう」と言ってあげたいから

 

とかではなく教室を「いつもの朝」の状態に整理しないといけないから

(前日のうちにやっておけばなーとは思う・・・)

 

子どもたちは決められた場所に宿題を出します。

前日の宿題や課題の直しを机の上に事前に配っている先生もいます。

↑私はしません

 

なぜなら、朝は宿題を見る時間でも直しの丸付けをする時間でもなく

バスケをする時間だからです!

 

まあバスケが多いだけで、何か誘われて面白うそうだったらそっちに参加します。

 

で、朝の遊び時間終了の少し前に教室に上がり、朝学習の内容を黒板に書きます。

そして8時30分に教師は職員朝会のため職員室にいきます。

この間の教師がいない教室の状態がクラスの落ち着きを表していますが、ひどい時はひどいです・・・

 

そこから細かく書くと長くなりすぎることに気づいてきたので、授業が割愛しますが、唯一と言っていいほどの私の中のこだわりは、

授業を少しでも延長しないことです。

授業に遅れてくる子を叱る場面が多いので、その分授業も時間ですっぱり終わります。

早く休み時間をしたいというのももちろんあります。

 

休み時間は外で遊ぶこともありますが、なんやかんや委員会の仕事やら、揉め事の話し合いやら、授業の準備やらで忙しいことがほとんどです

 

4時間目が終わると同時に給食の準備です。ここでも自分勝手なやつはサボり倒します。頑張ってくれてる子のおかげで時間通りに食べれています。感謝感謝

食べるときは今は基本無言です。例年なら机を班の形にしておしゃべりして食べていました。

もはや懐かしいです。

そしてこの給食の時間にその日の宿題の丸付けができると放課後の仕事が少しでもなくなるので、5分くらいで食べ終わって丸付けをします。

何か話し合いがある時はこの時間を使うこともあります。

 

この後は掃除です。教室・トイレ・下足室・理科室・家庭科室等、高学年になればなるほど散らばって掃除に行きますが、その分目が行き届かないので、荒れたクラスだと大変です。

 

なんとか午後の授業が終わると終わりの会です。最近は今日頑張っていた子を発表したりしています。

 

子どもたちが下校すると、大抵何かの会議が入っています。まじでなんもない日は稀で天国です。

会議も5時には終わらそうという空気はありますが、終わったとしてもそこから次の日の準備や、イベントが近いとそれについてのつめ、ノートや宿題のチェック、成績、保護者対応、図工の試作、理科の事前実験、指導案、謎にある報告会の資料作りなどなど

 

 

そしてそれも

えい!

と思ってなんとかなる!としていける時もあるので、後は残業代のないエンドレスな時間にどこまでするかは先生次第です・・・

 

新人の時の退勤時間の平均は21時くらいかなー

23時とかも全然あったけど

時給換算なんて絶対にしません

 

 

まあでもトラブルとかがなかったら楽しんでできます。あと変な親。

また楽しくなるといいなーと思いつつ別バージョンも作成してみようかな。

 

 

毎回見てくれている人ありがとうございます。またはてなについても勉強していろんな人やブログを見ていきたいと思います。

読者になってね。

 

馬の話

はじめは全くと言っていいほど読まれないと思ってたけど星?みたいなのくれてる人ありがとうございます。

 

よくYOUTUBERの方が「グッドボタンは励みになります」とか言ってて(ほんまかいな)とか思ってたけど、数関係なく嬉しいものなのね。理解

 

さて今日は教育やら学校やらの話は置いといて、競馬の話です。

スマホアプリでウマ娘なるゲームが流行っていますね

自分も競馬が好きなので取ってみたんですが

 

めちゃくちゃ面白いですねあれ!

少し前にやってたパワプロアプリに育成は似ていたのですんなり入れたし

 

何より各馬の特徴というかキャラが立ってて面白い

 

個人的に牡馬は男のキャラでも良かったように思うけど、まあ面白いから良し。

 

歴代で一番好きな馬はと聞かれたら迷うけど、ダイワスカーレット

は好きで、アプリの一番初めに当たった?キャラでもあって運命感じた笑

 

スカーレットの一番すきなレースは大阪杯なんですけど同じ人いたら教えてください。

 

とりあえず今は強い長距離馬を作りたいと思って頑張ってます。

 

またたまにウマ娘の話題も出てくるかと思いますがよろしくです。

 

 

 

教員1年目時の苦労①〜あんまり聞かないこと編〜

↑のようなボタンの付け方を覚えました。 

日々反省、日々成長。 ある芸人の言葉です。知ってますかね?

 

さて、今回は教員苦労シリーズ第一弾です。いきなりですが・・・

 

これは自分のような方向音痴の人に当てはまりやすいのですが、ズバリ

 

家庭訪問です!

大抵4月末から5月にかけて行われるこのイベント。授業が昼までで終われるのでお得感はあるのですが、地域によっては希望の時間が6時を超えたりして大変なことも・・・

 

また、保護者と喋ることが苦手なうちは結構な苦行です。私は結構好きなんですけどね。

 

ただ、決められた時間に各家庭を移動するのがめっちゃ難しいです!

 

こちとら初めての土地であんまり道も知りませんよ。しかも保護者との会話が盛り上がったら途中で切るのも正直難しい!

 

1年目の初日は時間はオーバーするわ道に迷うわ雨は降ってくるわで最悪でした

遅れすぎて日にちを変えてもらったこともあります・・・

なので2日目以降は対策を打ちまして

 

・事前に終わりの時間をなんとなく伝えてから始める

・その日の午前中に「先生迷うから家の前で遊んどいてなー」とか笑いながら言っとく。

 (ありがたいことに結構周辺で遊んでくれて案内してくれる。)

・話が終わって次の場所に自信がなかったら地図広げる・・・

 

などなど、手伝ってくれる前提で乗り切っております。

時間を惜しまない人は下見しててもいいですね。

 

 

教師を目指している方に知ってほしいお金の話

私が小学校の教員免許を取ったのは通信教育でだった。

 

だからなのか、そもそも考えていなかったからなのかわからないが、給料に関しては

「公務員やしそれなりにいいやろ」

くらいしか考えてなかった。実際働き始めてからも正直違和感なく過ごしていた。

(お金に無頓着すぎたかもしれないが・・・)

 

ん?と思い始めたのは働き方改革が世間で言われるようになってからだった。

 

夜遅くまで働かなくていいけど給料が減るのは辛い的な話を聞いて疑問に思ったのだ。

 

その頃私は大体7時20分から21時くらいまで学校にいたのだが、残業代というシステムを理解していなくて、先輩教員に軽い感じで聞いてびっくりしたのを覚えている。

 

そもそも教員の給料には残業代が含まれているので、どれだけ働こうが給料に反映されないということになっているというのだ。

 

つまり教員は定額働かせ放題に加入している訳である。

 

確かに基本的に貰える額は少なくないのかもしれないが、働いていたらいつか必ず

「定時で帰ったあの先生と22時まで教材研究している自分の給料は変わらない・・・」

という現実について考えてしまうことになると思う。

 

さらに休日に研修があるかもしれないし、何かの発表に当たるとそれに時間を取られるがそれでも給料は全く変わらない。

 

そんなことを気にせず、やりがいを優先できるならいい仕事だと思う。

 

もちろん上にも書いたように、基本給が少ないわけではないので、あくまでも頑張った分の上乗せがないという事実が少々不満なだけなのだが・・・

 

なる前に調べとけと言われたらそれまでですが、これから教員になっていく人が、内容+給与面でも充実した仕事だと感じてもらえたらと思います。

 

まとめると

・基本給は安くはないし(何もしなくても)上がっていく

・残業代は定額でみんな同額

・何か当番に当たったり、発表のためにものすごく時間がかかったとしてもボーナス的なものは0

 

ってことを言いたかった気がする。

 

現実を知った上で、職業を選んでくれますように。